「あたふた」の意味とは?
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ひどくあわてるさま。
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あわてふためくさま。
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平静さを失った行動をするさま。
「あたふた」は江戸時代頃から使われるようになった言葉だといわれています。
もともとは室町時代の「ふたふた」という言葉が「あたふた」と同じ意味として使われていました。
「あたふた」の「ふた」は、「ふたふた」の「ふた」、
「ふたふた」はふためくといった言葉があるように音を立てて動きまわる様子を表します。
「あた」は江戸時代によく使われていた強調の意味で
合わさって「あたふた」になったと考えられています。
用例
- 「あたふたと逃げまわる」
- 「突然の告白にあたふたしてしまう」
- 「レジ前で財布を失くしたことに気づきあたふたする」